抜け毛や薄毛で悩んでいる男性は多いですが、全ての男性が同じような症状で抜け毛が進行していく訳ではありません。
前頭部から薄くなっていく方やM字部分から薄くなっていく方、そして頭頂部のつむじ付近から薄くなっていく方など実にさまざまです。
安心して下さい。つむじ付近は生え際やM字部分よりも回復しやすいです。
そのため、症状に合わせて適切な対策を施すことで、つむじハゲが回復・改善できる可能性が高いです。
つむじハゲの段階・見分け方
つむじハゲは頭頂部から薄くなっていく症状なので、生え際や前頭部、M字部分から薄くなっていくケースと比較して気付きにくいという特徴があります。
普段の日常生活においてヘアスタイルを整える際にも、つむじ部分までチェックすることはないのですよね?
そのため、あなたが気付かないうちにつむじ付近の薄毛が進行していき、知人や友人、家族などから指摘して始めて気付くケースが多いです。
初期症状
通常の頭皮は顔面よりも青白い色をしている状態です。しかし、つむじ部分の頭皮が赤っぽくなってきたら気を付けて下さい。
頭皮が赤っぽくなっているのは炎症を起こしている証拠で、炎症を起こしている部分の髪の毛は健康に育ちにくいです。
また、つむじが渦を巻かなくなってきた場合も注意をしましょう。
しっかりと髪の毛がある場合はつむじは左右どちらに渦を巻いていて、その渦によって髪の毛の流れが決まります。
逆に髪の毛が薄くなってくるとつむじが大きくなってきて、渦が目立たなくなってきます。
さらに髪の毛の弾力もチェックしてください。後頭部や側頭部に生えている髪の毛よりもつむじ部分の髪の毛が柔らかく感じる場合は、髪の毛が細くなってきている可能性があります。
中期症状
つむじハゲが初期症状から進行していくと中期症状になります。
中期症状に差し掛かる頃には、つむじ付近の髪の毛が薄くなってきていることが周りに気付かれるようになります。
実際に多くの方々がつむじハゲに気付くのは中期症状の頃ですね。
末期症状
さらに薄毛が進行して、つむじが消滅してしまっている(どこにあるか分からない)状態が末期症状です。
いわゆる『かっぱハゲ』と言われる症状に該当します。
ここまでつむじハゲが進行している場合は、薄毛を改善するのは困難になります。
末期症状まで進行してしまった場合は潔くスキンヘッドにするか、自毛植毛を検討することをおすすめします。
症状が軽ければ軽いほど、改善するのも容易になります。
つむじハゲになる原因
つむじハゲになる原因は一つではなく、複数の原因が推測されます。
これはつむじハゲに限らず、その他の薄毛の症状においても同様です。
偏った食事
偏った食事を毎日続けることで栄養が偏り、健康な髪の毛に成長しません。
髪の毛が健康に育つためには、タンパク質やビタミン類(特にビタミンB群)、亜鉛などが欠かせません。
タンパク質は肉類や魚類、乳製品、大豆製品に多く含んでいます。ビタミン類は緑黄色野菜や果物、レバーなどに多く含まれています。
そして亜鉛は牡蠣やほうれん草などに豊富に含まれています。
そのため、日頃からファストフードやコンビニ弁当、インスタント食品ばかり食べているのであれば、意識して野菜などを積極的に取り入れることをおすすめします。
過度なストレス
過度なストレスは健康に良くないだけでなく、髪の毛の成長にも悪影響を及ぼします。
日頃から過度なストレスを受け続けると、ホルモンバランスが崩れて自律神経が乱れてしまいます。
自律神経は人間の身体を健康に維持するために大切な神経で、この自律神経が乱れることによって免疫力が低下したり、各機能が低下して異常を起こしてしまう恐れがあります。
その中の一つが血行不良です。自律神経が乱れると血管が収縮して、血液がスムーズに流れなくなります。
血液は身体のあらゆる部位に流れています。当然頭皮の毛細血管に流れる血流も悪化して、髪の毛の成長に必要な栄養が不足してしまう結果、抜け毛や薄毛を誘発させてしまうのです。
その他にストレスを受け続けることで亜鉛不足に陥る恐れがあります。
このカテコラミンを分泌する過程において活性酸素が生成されますが、この活性酸素を分解するためにメタロチオネインという物質を生成します。
そしてこのメタロチオネインは肝臓で生成されるタンパク質なのですが、その生成には亜鉛が必要になります。
亜鉛は髪の毛の成長に欠かせない栄養分なので、ストレスを受け続けることで亜鉛がメタロチオネインの生成で使用されることで、髪の毛の成長のために供給される亜鉛が不足してしまうのです。
睡眠不足
髪の毛の成長に睡眠は欠かせません。髪の毛は毎日少しずつ成長していきますが、中でも一番成長する時間帯は夜です。
22時~2時までの時間帯は髪の毛のゴールデンタイムと呼ばれています。
この時間帯に副交感神経が活発になって、成長ホルモンが大量に分泌されることから名付けられました。
そのため、髪の毛のゴールデンタイムの時間帯にリラックス状態で眠ることが非常に大切になります。
逆にこの時間帯にスマホやPCをいじっていたりテレビを観ていると、緊張状態が続くことによって副交感神経が活発に機能せず、成長ホルモンの分泌も減少してしまいます。
つむじハゲになる大半の原因はAGAです
つむじハゲを誘発させる一番の原因はAGA(男性型脱毛症)です。
AGAとは、思春期以降に生え際や前頭部、頭頂部(つむじ)付近における抜け毛・薄毛が進行する症状のことを意味します。
このAGAは悪玉男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が髪の毛のヘアサイクルを乱すことによって生じます。
ヘアサイクルを乱された髪の毛は毛母細胞の活動が抑えられたり、死滅したりすることで抜け毛や薄毛を誘発させます。
DHTは還元酵素の5αリダクターゼと男性ホルモンのテストステロンが結合することで生成されます。
もちろん全ての男性がAGAを発症するわけではありません。AGAを発症するかどうかは遺伝である程度決定します。
つまり、両親からAGAを発症する遺伝子を受け継いで生まれてくるかどうかが大きなポイントとなります。
AGAと遺伝の関係をもっと詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてください。
⇒ 薄毛やハゲは遺伝するのか?薄毛が遺伝する原因とその改善方法・対策を紹介します
つむじハゲの隠し方
つむじハゲになってしまった場合は、できるだけ周りに気付かれたくないですよね?
薄毛が気になって外出することも億劫になってしまったり、他人を会話をするのも敬遠してしまう方も多いです。
髪型を工夫することで、つむじハゲを隠すことは可能です。
オールバック
まず一つ目がオールバックですね。前髪やサイド部分の髪の毛を後方に流すことでつむじ付近を隠すことができます。
特に前髪を比較的長めに残すことで、自然な形でつむじが隠れます。
オールバックをする際の注意点としては、つむじ付近にスタイリング剤を付けすぎないようにしましょう。
そのため、つむじ付近の頭皮が見えやすくなって、ハゲに気付かれやすくなります。
ソフトモヒカン
そしてもう一つのおすすめのヘアスタイルはソフトモヒカンです。
サイドを短く刈り上げてトップ部分を長めに残すことで、つむじ付近が目立たなくなります。
ソフトモヒカンはつむじハゲだけでなく、生え際部分や前頭部が薄くなってきている方にもおすすめのヘアスタイルです。
ボウズ・スポーツ刈り
つむじハゲがかなり進行してしまっている場合は、ボウズやスポーツ刈りをおすすめします。
髪の毛全体を短く刈り上げることで、つむじハゲが目立たなくなります。
また、ヒゲをプラスするのも良いですね。ヒゲに視線が集まるだけでなく、男性らしさも演出することができます。
気にしすぎは逆効果です
つむじ付近が薄くなってくると、コンプレックスになったり将来の髪の毛に不安を感じたりしますが、必要以上に気にするのは逆効果です。
薄毛を気にし過ぎることでストレスになる恐れもあります。
しかし、いくら「つむじハゲになっていることを気にするな!」と言っても、気になるものは気になります(笑)
そこでおすすめなのが、しっかりとつむじハゲ対策を実施することです。
頭皮マッサージでつむじハゲを改善する
まず一つ目のつむじハゲにおける改善策は頭皮マッサージです。
髪の毛は頭皮の毛細血管に流れている血液から栄養を吸収して成長します。
頭皮マッサージを実施することで頭皮の血液がスムーズに流れるため、有効な改善方法となります。
まず両指10本を全て使って頭皮全体を掴んでみましょう。
小指はM字部分の下部の額に添えて下さい。親指は耳の後ろ部分に添えて下さい。
そして、残りの指は等間隔に添えればオッケーです。
頭皮がポカポカと暖かくなってきたら効果あり
両手の全ての指の配置ができた後、頭皮が動く範囲で円を描くようにゆっくりと動かしていきます。
この円を描くマッサージを1分ほど続けると頭皮がポカポカと暖かくなってくると思います。
頭皮がポカポカしてくるような感覚になれば、血行が促進している証拠です。
1日2~3回程度の頻度で約1分ほど実施するだけで良いので、毎日実施することで頭皮の血行が促進されます。
サプリメントを利用する
毎日バランスの良い食事を摂るのが難しいという場合は、サプリメントを有効活用しましょう。
髪の毛が健康に育つためには、タンパク質やビタミン類(特にビタミンB群)、亜鉛などが必要不可欠です。
タンパク質は日頃の食事から摂取できると思うので、ビタミンや亜鉛のサプリメントを購入して定期的に補充しましょう。
また、最近では育毛目的で開発されたサプリメントも登場しています。
育毛サプリGUNGUN
中でもおすすめできるのが育毛サプリGUNGUNです。
ノコギリヤシや菊芋、リジン、イソフラボン・カプサイシン、高麗人参、コラーゲンペプチド、養殖昆布仮根エキスの合計7種類が配合されています。
これらの成分には抜け毛を抑制したり、発毛を促進する効果があるため、継続的に摂取することで髪の毛が成長しやすい体質に改善することができます。
育毛剤でつむじハゲを改善する
バランスの良い食事をしたり、睡眠時間をしっかりと確保することも大切ですが、AGAが原因で薄毛が進行しているのであれば、育毛剤を使用することをおすすめします。
育毛剤の中にはAGAの原因となる5αリダクターゼの働きを抑制する成分が配合されている商品もいくつか登場しています。
「つむじハゲを解消したい!」と本気で考えているなら、育毛剤イクオスEXプラスを試してみて下さい。
イクオスにはAGAの原因となる5αリダクターゼの働きをブロックする成分(オウゴンエキス、ダイズエキス、クララエキス、ビワ葉エキス、ヒオウギ抽出液)がしっかりと配合されています。
サプリとの相乗効果でつむじハゲを改善できる
もちろん5αリダクターゼの働きを抑える成分が配合されている育毛剤はイクオスだけではありません。
その他にも5αリダクターゼの働きを抑える成分を配合している育毛剤はいくつか存在しています。
「なぜイクオスをおすすめしているのか?」というと、イクオスでは、『育毛剤とサプリメントとのダブルアプローチができる』ためです。
イクオスには育毛剤だけでなくサプリメントもラインナップしています。
あなたもご存じのとおり、髪の毛は血液から栄養を吸収して成長します。
つまり、イクオスなら身体の外側(頭皮)からアプローチするだけでなく、サプリメントで身体の内側から必要な栄養を毛根に供給して、健康な髪の毛に成長することができるのです。
その結果、育毛剤単体でケアをするよりも、優れた効果を実感することができます。
実際に病院やクリニックで受けられるAGA治療においても、外用薬(ミノキシジル)と内服薬(プロペシア)の併用で薄毛を改善していく手法を採用しています。
もちろんイクオスは医薬品ではないのでAGA治療のような効果が期待できませんが、ダブルアプローチでつむじハゲの進行を食い止めることは十分に可能です。
価格もリーズナブルです
そこで気になるのが『価格』です。
育毛剤と育毛サプリを併用すると、毎月15,000円近くかかってしまいます・・・(汗)
実際に「育毛剤と育毛サプリを併用したい!」と考えていても、金銭的な負担がネックになって断念している男性も多いです。
その点イクオスならリーズナブルな価格で育毛剤と育毛サプリの併用が実現します。
育毛剤とサプリメントのセットを定期コースで申し込むと、通常価格の49%OFFの6,980円(税別)で利用することができます(驚)
つむじハゲを病院で治す
育毛剤を使い続けても全然薄毛が改善しない場合は、AGAクリニックなどの医療機関(病院)で治療を受けることを検討して下さい。
病院で薄毛を診察してもらうことに抵抗を感じる方もいますが、実際に多くの方々が治療を実施して薄毛の悩みから解放されています。
一般的な病院で治療を受け付けていますが、確実に薄毛を改善したいのであれば、AGAクリニックを利用しましょう。
AGAクリニックは薄毛治療専門のクリニックのことで、多くの症例を蓄積しているため、より効果的な治療方法を提案してくれます。
つむじ付近の毛根が残っている場合は、ミノキシジルやフィナステリドなどの医薬品のみで、つむじハゲが改善することができます。
治療費用に関しても月に10,000円~20,000円程度で抑えることができます。
例えば、全国展開しているAGAスキンクリニックなら、一番安い治療方法が月々3,400円からとなっています。
実際に医師が体験した治療方法なので、安心して薄毛治療が受けられます。
症状がかなり進行している場合
但し、つむじハゲがかなり進行している場合は医薬品だけでなく、育毛メソセラピーという施術も提案されます。
育毛メソセラピーは頭皮に直接有効成分を注入する施術方法で、医薬品治療と併用することで優れた効果を実感することができます。
非常に有効な施術方法なのですが、施術料金が高額で施術1回あたり50,000円~80,000円ほどかかってしまいます。
また、毛根自体が消滅している末期症状の場合は、自毛植毛の施術が提案されます。
自毛植毛は後頭部や側頭部の髪の毛を薄くなっているつむじ部分に移植する施術方法です。
施術費用はさらに高額になり、40万円~100万円ほどの料金が発生します。